2015年5月15日金曜日

那覇市大嶺海岸を歩く

4月の始めに那覇市の大嶺海岸に行ってきました。ここは那覇市に唯一残っている自然海岸であり、那覇空港第二滑走路が建設される場所でもあります。カーミージーと同じく今後環境が変わる可能性があるので今のうちに・・・ということでこのときに初めて足を運びました。

滑走路増設概要図。埋立面積は辺野古基地建設とほぼ同じ約160 haとなっている。
資料 増設滑走路完成イメージ・計画概要(沖縄総合事務局,2014/09/05)より引用・改変 

瀬長島からエントリーして陸地沿いに進み、大嶺崎付近までいって引き返してきました(上の図の汚い矢印が今回のルート)。もっと進みたかったのですが、気がついたら干潮をけっこう過ぎていたし、周囲にいた人たちがみんな帰り始めたのでビビって僕も戻ってしまいました・・・。

エントリーした瀬長島の海岸は砂浜からそのまま干潟へと続いていました。駐車スペースの目の前ではひっくり返しやすいサイズの岩が多く転がっており、親子連れで賑わっていました。砂浜を越え、瀬長島から空港へと続く道路沿いに歩くと辺り一面干潟が広がっており、岩がポツポツと転がっています。途中で小さな砂浜や岩礁フラット、海草藻場もみられました。

しばらく歩いて振り返る。車が並んでいるところに駐車しました。だいぶ潮が引いています。

進行方向を向くと遠くにクレーン?が見える。右側は瀬長島から空港へつながる道路。

打ち上げられた海藻がふかふかしてて気持ち良い。
カゴメノリ・・・ではない?ボールがしぼんだみたいな。大量に漂着してました。
→フクロノリでした。

しばらく進むと干潟の上をうごめく何かが・・・。



なかなか潜らない個体も。

追いかけてちゃー撮りー。

脚がメカっぽい!SF映画にでてきそう。
パッとイメージするカニとはずいぶん体の構造が異なりますね。

ピント合わなかった一枚。なんか好き。

上の動画にもありましたが、彼らは砂に含まれる有機物を砂ごと食べ、最後に小さな砂団子を吐き出します。
辺り一面砂団子だらけになっていました。

気づいたら同じような構図の写真が大量に・・・。もっと考えて撮れば良かったと少し後悔しています。ミナミコメツキガニといえばこんな話も。沖縄に生息するこの種はどうやら琉球列島固有種だったようです。

調べてみれば… 新種ガニ3種,琉球新報(2010年8月27日)

写真を撮るのにだいぶ時間を使ってしまったのでここからは早歩きに。

タテジマフジツボ?もしそうなら外来種なんだって。

特等席が用意されていました。座っておけばよかった。

那覇空港の施設が見えてきた。
これはカゴメノリでしょう。最初に見つけたのは何だったんだ。

けっこう古い殻。持ち帰ってきれいにしたらナツメガイっぽかった。

こいつを使って貝をおびきだせたのではと今更ながら後悔。

カワラガイの生貝発見!
ピントが合っていないのでイマイチ伝わらないかもしれませんが、この口のジグザクに噛み合う部分が好き。
イワオウギガニ?赤目がかっこいい!

そしていよいよ大嶺崎付近に到着。すでに滑走路増設の工事が進んでおり、橋やクレーン機材が設置されていました。



ボーリングしてるのかな。

陸には謎の小屋が。あとで聞いたら採集道具を保管してあるらしい。本当かな。

まだ少しずつ潮が満ちてきた&周囲の人が戻り始めたので今回はこのへんで。ここまで来るのに2時間くらいかかっててびっくり。

なんかあまり見かけない岩石に遭遇。

穴が空くように侵食?

あとで聞いたら泥岩らしい。かなりもろくて素手でも割ることができました。
この写真に鳥が写っています!どこにいるでしょう?!

これはわかりやすいでしょう。

調べてみたけどシロチドリ?さっぱりわからんけど、ひょこひょことすばしっこくて可愛かった。

人工物っぽいんだけど何かよくわからない。

瀬長島が見えてきた。岩が不自然に並んでいた。アオサの養殖か何かやってたし波除けかな。


という感じでした。砂を掘る道具を持ってこなかったのが残念すぎた。4月始めだというのに相当日焼けしてしまいました。帰りは観光客、少年野球の大会観戦者らによる渋滞に巻き込まれ、瀬長島を出るのに40分くらいかかりました。

干潟を歩き進んでいくと、周囲に高い建物や山、崖が一切なく、視界いっぱいに広がる青空が心地よかったです。しばらくぼーっと地平線を眺めたり、裸足で干潟を歩いたり、良いリフレッシュの時間を得られました。次回は干潟に強い人と来たいです。

新しい滑走路ができたらどういう変化が起こるのか、今後が気になるポイントでした。




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