2013年12月23日月曜日

小学生でもサンゴについてよくわかるアニメ

サンゴがどんな生き物なのかをゴヤリーナを始めとするかわいらしいキャラクター達が小学生でもわかるように伝えてくれます。実は以前にサンゴ関連の研究してる人たちのあいだでもちょこっと話題になったアニメなのです。

小学生でなくても、サンゴがどういう生き物なの人に説明できる自信がないって人にもぜひ観て欲しいです。


『ゴヤリーナとサンゴ礁』 





ゴヤリーナも可愛いけどそれ以上にサンゴと褐虫藻がとても可愛いですね。

製作者のページはこちら(といっても残念ながら他の作品はないようだ・・・)ちょろっと調べてみたら沖縄県立芸大の人が制作したものらしい。


おさらいとして、サンゴについての超基本的な知識とは以下の3つでした。

・サンゴは石ではなく、動物。
・褐虫藻がサンゴの体内に共生していて、褐虫藻がいないとサンゴは死んでしまう。
・サンゴが海の生き物の住処となっている。だからサンゴのいる海には生き物がたくさんいる。



ちなみに実際のサンゴのポリプはこんな感じ。六放サンゴという種類に属するサンゴは、触手の数が6の倍数本あるのです。アニメでは触手が6本ですが、実際はもっと生えてるやつが多いです。



褐虫藻はこんな感じ。サンゴの体内に共生するときは丸くて動きませんが、共生していない褐虫藻はべん毛が生えていて動きまわることができます。それにしても、アニメの褐虫藻かわいいな。





ちなみに、以前に沖縄の中学生向けに何度か実験教室をしたことがあり、参加した生徒たちに「サンゴはどんな生き物か?1.動物 2.植物 3.どちらでもない」という質問をしたことがあります。

正解の1を選んだのは参加者(20名くらい)の約半分程度でした。サンゴのことを植物や石と思っている生徒も少なくないのです。


さて、記事のタイトルとはずれますが、せっかくなので動画ついでにサンゴ関連の本も一冊だけ紹介したいと思います。

僕が琉大の院試を受けるときに、学部ではサンゴや生態系の話なんてほとんど学んでいなかったので、サンゴについて書かれた本を一生懸命探しました。そのときに詠んだ本が、本川達雄先生が一般向けに書いた「サンゴとサンゴ礁のはなし -南の海のふしぎな生態系」という本です。

この本は、わかりやすい言葉とやさしい口調でサンゴとサンゴの周りに住む生き物について説明されており、写真や図も適度に使用されているので、中高生や一般の方がサンゴについて学ぶ際にはとてもオススメの一冊です。

ちょっと難しめの最先端の研究が知りたい人には「サンゴ礁学‐未知なる世界への招待」がおすすめかな。


日本サンゴ礁学会のページにもサンゴQ&Aが掲載されており、ページのラストには参考図書リストがありますのでこちらもぜひご参考にしてほしいですね。(しかし、先に紹介した本川先生の本が載っていない・・・。別の一冊は載ってるけど・・・)

ああ、結局2冊紹介してしまった。

とにかくこの動画はオススメ。

0 件のコメント:

コメントを投稿